2024年4月9日火曜日

6月の木育ワークショップに向けての準備

2024年6月に札幌で開催する木育ワークショップに向けて、アニマル・ピース「森の動物」シリーズの最終データ確認を行いました。
ワークショップでは、「ヒグマ」「エゾシカ」「キタキツネ」に新作の「エゾリス」を加えた4種類のキットを用意します。
・ヒグマさん

・エゾシカさんペア

・キタキツネさんファミリー

・エゾリスさんペア

当面はこのワークショップ準備を進めていくことになります。進捗は随時ご報告します。お楽しみに。

2023年12月1日金曜日

アニマル・ピース

 道南スギを用いた製品開発に取り組み中。このブログに開発ストーリーをまとめていこうと思います。ある程度纏ったら、このぺージは削除します。

2023年4月19日水曜日

ふたつの学び方

知識と知恵

「学び」という視点から「知」の獲得を考えるとき、二つの学び方があることを意識したい。
知識(上図、左)は、ある分野や事柄に関する情報についての理解を指す。知識は、書籍やインターネット、教育などを通じて学び、蓄積することができる。例えば、物理学の法則や歴史の出来事などは知識にあたる。「知識」があるという状態は、その対象について見たことも触ったこともなかったとしても、その対象を知っていいて何らかの説明ができる状態といえるだろう。「知識を深める」「知識を増やす」という言い方があるように、量で測れるイメージがある。
知恵(上図、右)は、知識を実際の人生や現実の問題に適用する能力を指す。知恵は、経験や洞察、判断力、倫理的な価値観などから得られる。知識を繰り返し使うことで、知恵として自分の中に蓄えられていく、というイメージか。例えば、知恵を持った人は、複雑な状況で適切な判断を下し、良い結果を生み出すことができるだろう。「知恵を絞る」「知恵を借りる」という言い方から、何か行動を起こす時や小津脳の結果を解釈する上での手がかりとなるものと言える。
一般に、「知識」の蓄えが多くそれ尾をいつでも引き出せる人を「かしこい」としたり、「知恵」をつかって質の高いものづくりや課題解決に取り組む人を「職人」と呼んだり、それぞれ別の人格のように扱われがちだ。しかし、「知識」と「知恵」は、ひとり(あるいは複数の人のインタラクション)のなかで循環させたがら鍛えられていくもので、学びにおいてはどちらも必要、と考えるべきだろう。
ものづくりに関わる上では、「知っている」と「できる」とでは、その活動への関与の仕方が全く変わってくるることは事実だ。

2023年4月13日木曜日

16歳へのメッセージ

新入生のデザイン系授業の第1回(オリエンテーション)で、入学祝いと授業への心構えを、言い忘れなく伝えるために、詩のかたちにして朗読しました。これはことばのデザイン・・・のつもり。ことばを使ってモノ(詩)をつくり、新入生の心をゆさぶる機会(コト)を起こそうとしました。詩のセンスは・・・ないなぁ。

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問い続けろ

問う力をつけよう
与えられたモノ
目の前の世界
自分の立っている足元に対して
問う力をつけよう

観察と妄想 それが始まりだ
思考停止で済ませずに
ただ文句を言うのでなく
どうやってそうなったのか
自分ならどうするか
向こう側の世界を慮る
それがコトを起こす人に必要な
最初の修行だ

問う力をつけよう
全てのモノ
全てのコト
その向こう側には
必ず誰か人がいる

なぜ問うのかって?
流されないため?
自分として社会の中で生きていくため?
それもある

でももっと大事なことは
誰かが向こう側から
君に何かを送っていることに
気がつくことだ
読み解くことだ

善意だけでもない
悪意だけでもない
キミに気づいてほしい何かが
ずっとキミに投げかけられている

それを受け止め
キミの表現で返してみることで
それが相手に届けば
やっとそこに新たな価値がうまれ
世界が動き始める

ひとり孤独に頑張る必要はない
自分を取り囲む世界の中で
生きていこう!

問い続けろ
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全員には響かないかもしれないけど、誰かに届くといいなぁ。

2022年9月7日水曜日

還暦のコスプレ

普段は誕生日や年齢について気にしていないのですが、「還暦」は特別! ということで、コスプレに挑戦してみました。今回はとりあえず、趣味で集めた既製品を身に纏っただけですが、「コスプレ」やばい。ヘルメットとマスク、そして今回準備できなかったレーザーライフルは、オリジナルで作ります!
今回のベストショットはこれだ!


マスクはちゃんとフィットするように作り直したい。ヘアスタイルも整えないと・・・

ポートレートにはこれかな。

地球に降下。ホワイトベースとガンダムは取り逃がした・・・

「次は逃さんぞ、ガンダム(なんてセリフはありません)」

気合い!? いえ、満足感を表しております。

一服のシャア

いやー、楽しかった。

友人夫妻が、誕生日のサプライズ演奏をしてくださいました。ミネバ様の前で恐縮するシャア!?

本当に楽しい時間を過ごせました。そして、コスプレの沼に足を突っ込んでしまった。
続く・・

2022年7月30日土曜日

ひさかたぶりの「絵を描く」体験

洞爺湖芸術館が主催するワークショップに参加しました。

■夏特別展関連イベントワークショップ
「身近な生き物を一緒に描こう」
■開催日:令和4年7月30日(土)
■講師:徳丸滋さん(ニセコ在住、御年88歳の絵画作家さんです)
■時間:①10:00-12:00②14:00-16:00
■定員:①、② それぞれ5名
■参加費:1,500円

私が参加したのは、①の午前の部。
はじめに主催の洞爺湖芸術館学芸員、山本さんからこのワークショップの趣旨説明。
続いて、徳丸さんから「こんなふうに描くといいよ」というアドバイス。
今回のワークショップ用カンヴァスは、徳丸さんの手作り。既製品のパネルにジェッソを塗り、紙で上から押さえながらザラザラのテクスチャを作り出したものを、あらかじめ用意してくださいました。
徳丸さんは、指やペインティングナイフを積極的に使って表現しているそうです。その実演も見ることができて、参加者冥利につきます。

即興で「カタツムリ」を描き始めた徳丸さんに刺激を受けて、私たちも表現開始です。
さて何を描こうかな、風景っていう気分じゃないなぁ・・・と芸術館の隣の「老三樹」のある公園を歩いてみると、面白いものを見つけました。
カラスの羽です。
芸術館周辺にもカラスは多いのですが、その中のある1羽が芸術館のスタッフになついて、建物の周辺をいつもウロウロしています。この子をモチーフにしたいと思って周囲を見渡しましたが、こんな時に限って、近くには居ません。代わりにこれを描こう、と題材に決めました。
このように落ちている状態のままだと日向ど真ん中で描くことになり熱中症確定なので、一旦日陰のあるアスファルトまで移動してみました。
「おお、こんな感じの背景で描くといいなぁ」と一瞬は思ったものの、アスファルトにしゃがんで描くのは辛いなぁ、と考え直し、テントに持って帰って机の上で描くことにしました。

まず背景を指で塗り、羽根を画面いっぱいに大きく描くことにしました。本当はじっくり混色も楽しみながら描いていきたいところでしたが、暑さと湿度の高さに負けて、原色勝負です。
背景を鮮やかにした分、明度の低いカラスの羽が惹き立つでしょ?
羽根は下書きはせずに、黒い絵の具でいきなり輪郭を描き、中を塗りつぶし、色を塗り重ねたり、ペインティングナイフでスクラッチしながら、立体感を出していきました。
約1時間くらいで完成!
サインの代わりに、我らが「カー子」を描き加えました。
「絵を描く」体験は20年ぶりくらいか。気分転換もできたし、集中して表現に没頭することもできて、心地よい時間でした。

2021年12月30日木曜日

道南スギDVD収納ボックス その2

 デザインに若干の修正を加えて、量産を始めました。
1台作るのに40分くらい。
ワークショップキットとしてありかも。